招待する人が決まったら、招待状の作成に取り掛かりましょう。
時候の挨拶とは手紙の頭語のあとにつける挨拶の事。 季節によって異なるので、その時の季節を感じさせるものにしましょう。
拝啓 山野春光に満ちる今日この頃(時候の挨拶)
皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
かねて婚約中の私たちは
このたび結婚式を挙げ
新しい第一歩を踏み出すことになりました
つきましては 皆様にこれからもより一層のご指導を賜りたく
ささやかではありますが披露宴を催したいと存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席をいただきたくご案内申し上げます
敬具
平成○年○月吉日
○○○○(新郎氏名)
○○○○(新婦氏名)
この時気を付けたいのは、差出人が『誰』なのか 差出人が本人の場合は新郎新婦の氏名を。両親の場合は新郎の父の氏名を。 差出人=主催者なので、昔は「家と家の結びつき」を大切にしていたことから親の名前で 出すことが多かった。 現在は新郎新婦が「招待」するという意識がたかいため、本人の名前で出す人が多い。 また、句読点や終止符は縁起が悪いといわれているので文章中では使わない。